市場規模は文句なしの世界一!
最多の人口を抱える国が
「予防医療で健康増進」を宣言。
中国杭州「世界健康大会」で
驚くべき内容とスピードを体感してきました!
今年は、「日中平和友好条約締結40周年」。
それを記念して、日本から安倍首相が7年ぶりに訪中し、習近平主席と会談。
「競争から協調へ」と日中関係改善で合意しました。
尖閣問題で冷え込んでしまった関係でしたが、たくさんの中国旅行者が日本を訪れ続けている
ように、少なくとも中国側の日本に対する好感度は改善し始めています。
その中国で今、「健康ビジネス熱」が急速に高まっています。
昨年の中国共産党全国代表大会で習近平主席が「健康中国の実施」を宣言したのが
きっかけです。日本でも公的保険の医療費負担が年々増加し財政の重荷になっていますが、
人口が11倍の中国は一段と深刻です。なので、「予防をメインとすること」が明記され、
病気にならない=医療の世話にならないように努めると宣言されました。
そうなると対応は早いですね、こうした点はやはり中国だと感じます。
健康づくりを呼びかけるスローガンが踊るサイン類も、街のいたる所で目に付き、
健康関連の商品・サービスが次々と登場するようになってきています。
私たちメディシンクでは、こうした中国の動向や日中間の関係改善を察知し、
中国ビジネスの探索を始めていたのですが、あるキッカケがあり10月19日から3日間、
中国・杭州市で開催された「世界健康大会」に急遽招待され、参加することになったのです。
この9月に弊社のパートナーとなったバイオベンチャーの「SSTK Biotech」社の代表が、
この国際的イベントの推進委員を努め、協賛社の1社でもあるご縁からです。
因みに、中国ビジネスと言うと訝しく感じる向きもあるかもしれませんが、
この会社の代表は、ノーベル医学賞を選定するスウェーデンのカロリンスカ研究所の元教授を母に持ち、
銀行の投資部門で5年働いた上で、自身もカロリンスカで研究した後に起業するという超エリート。
言動もマナーも紳士的で、その辺の日本人よりも余程安心できると感じる方です。
この「世界健康大会」で目立ったのが、 「医療よりもまず、予防医療、健康増進を」と言う論調です。
『世界の人口の約半分にあたる40億人が、不充分な医療環境下にある。
これを改善するには、多くの人手と、莫大な費用、そして長い時間を要する。
その間に多くの命が失われてしまうだろう。
彼らにとって今、必要なのは「病気にならない」 こと。即ち、「健康でいる」ことだ。
それは、必要な知識さえ与えれば、誰でも今すぐ始められる。しかも、コストが掛からない。
ただしそれは、効果が見込める正しいやり方でないといけない。』
多くの講演・セミナーの演者たちが、異口同音に、こうした前置きで自らが研究した予防医療や健康増進に役立つ成果を披露していました。
これってまさに、メディシンクが主張してきたことじゃないですか!
私たちの考え方が、今や世界の潮流になっていることを確信できた瞬間です。
弊社のフィロソフィーを知った彼らが、強く招いた理由がよく分かりました。
医療環境が不充分なのは中国とて例外ではなく、
だからこそ多くの富裕層が検査や治療で日本に来たり、習主席が「健康中国」を唱えるのです。
世界健康大会内で開催されたSSTK社のプライベートフォーラムでは、
日本から来た私たちに様々なリクエストを投げてきました。
美容に健康、そして先端医療分野で一日の長がある日本とビジネスがしたい。
品質管理とサービスの質が高い日本のものを導入したい。
彼らはそう率直に考え、この分野でも「日本製」を熱望していると実感しました。
でも、同時に気になったことがあります。
先述の“街なかの健康スローガン”で呼びかけているのは健康づくりだけではありません。
その多くが「幸せな人生のために」とか「素敵な暮らしのために」と添えられています。
何のために健康づくりに取り組むのかを考えさせ、それをモチベーションにしようとしているのです。
日本でも自治体や企業が健康づくりを呼びかけていますが、
この「何のために」を考えさせることが欠けていて、
それゆえに掛け声倒れになっている気がするのは、私だけでしょうか・・・。
すでに、追い越されたのか?
いや、互いの得意分野に学び、刺激しあい、高めあっていければ良いと思います。
皆さんも、この大きな市場へ参入しませんか?
ご興味ある方は、「お問い合せ」から濱田までご一報を!
お問い合わせはこちらから。 http://medithink.co.jp/contact/
予防医療や健康増進の必要性・有用性をアピールし
そのための商品・サービスや
人材育成を進めるべきとする
講演が目に付いた。