オージーライフ・序

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シドニーに来てから約2ヶ月が経ち、こっちの生活には随分と慣れてきました。
今回は健康をテーマとして、この2ヶ月で感じたシドニーの人たちのライフスタイルと
その健康に対する意識が交わるところを書いてみたいと思います。

今回は、最も驚いている3つの事柄について触れていきます。

1. 驚くべき街中の喫煙事情
2. いつでもどこでもフィットネス
3. ビーチでハンバーガー

1.驚くべき街中の喫煙事情

シドニーの街中(以下、本物っぽく「シティ」とさせていただきます)を歩いていると、
日本とは違うことがたくさんあることに気付かされます。
人種や言語、文化的背景の多様性、交通量の多さ、信号が変わるスピードなどなど、
日本がよくオーガナイズされた国だということをとても分かりやすく実感します。

で、その中で許せない部類の違いが一つあるとすれば、路上喫煙です。
シティのゴミ箱ごとに灰皿が付いていて、タバコをやめた身からすると、とにかくタバコ臭い。
さらには歩きタバコもよく見かけ、信号ごとにタバコの煙が目に染みるなんてこともザラにあります。
男性女性人種年齢関係なく、喫煙者は一定数いることが分かります。

一旦、個人的な見解はここでは差し控えるとして、シドニーでは、建物の中での喫煙が禁止されています。
だから皆、外で吸う。タバコの価格は安くても一箱A$30で日本価格にして約2400円。

Insane!



2.いつでもどこでもフィットネス


同時に、健康に対する意欲がある人は、
めちゃくちゃ意識が高くさらに日本よりも多くいる様子が見受けられます。

語学学校終わりで、シティを歩いていると、
平日の昼間なのに、ガチめのランニングウェアを着て、走っている人たちがいます。
もちろん、見かけるたびに違う人です。
電車の中でも、仕事用のカバンと同時に、別のカバンにトレーニングウェアを持っている人たちも一定数います。
そして、それを隠さないというのもまた一つ特徴かもしれません。

彼ら彼女らは、仕事中に立ちながら作業する、仕事の昼休み中にジムに行く、
終わってからジムに行くなどなど、いろんな選択肢がある中で最適なものを選んでいるようです。
私もこちらでジムに通い始めたのですが、
日本なら17時45分からのキックボクシングのクラスは余裕で空いてそうですが、
こちらでは予約でいっぱいになります。
来る人たちは、スーツを着てやって来て、持参したトレーニングウェアに着替えて、
ハードにトレーニングして、汗だくになって帰っていきます。

ちなみに、このキックボクシングのクラスは45分でインテンシブに行われるせいか、めちゃくちゃキツイ(笑)
そして、トレーナーがとてもアップテンポでテンション高めのせいか、
終わった後の爽快感と筋肉痛が毎回すごいです(笑)

家の近くの運動場。クリケット用だそうです

3.ビーチでハンバーガー


続いて、食事の話です。シティで人気の店といえば、なんてったって寿司です。
理由は、デリバリーもしてくれてヘルシーだからです。
そして、ベトナムサンドイッチも非常に人気です。
ランチ時、異常に長いQueue(列)の先を見ると、だいたいベトナムサンドイッチのお店です。
サラダだけのランチも人気です。A$10で腹いっぱいのサラダが食べられます。
並び過ぎなのが困りモノですが……

もし代用可能であるとするなら、ビーガン向けのプロテインがオススメです。
このプロテインがめちゃくちゃ美味しい。
穀物や豆から抽出したプロテインですが、食物由来のせいか、吸収率が高いそうで、
トレーニング後に飲むとまるで細胞の隅々まで染み渡るような感覚です。
しかも動物由来のものに比べてヘルシー。

一方で、ハンバーガーやサンドイッチショップも定番で人気です。いろんなお店を試しましたが、
どこのお店も日本とは比べ物にならないほど美味しいです。
僕が好きなのはチキンスニッツェル(Chicken schnitzel)をマッシュルームソースで食べることです。
ただ、やっぱりこれらのバーガー系は、全くヘルシーではありません(笑)
というか、そもそも、ヘルシーというイメージがこちらにありません!
カロリー表示を見ると、通常の食事の3倍ぐらいあるものもあります。
これがまたたまらなく美味しいわけですが……(苦笑)

あえてではありますが、ハンバーガーやチップスを食べるのは、市内から30分で到着するビーチで、
というのが断然オススメです。晴れた日には最高です。
若干の偏見が混じっているかもしれませんが、こっちの人たちは
週末はだいたいビーチでSunbathingしています。
海に入ったりサーフィンして、綺麗な海と空のもとでビールとハンバーガーとチップスというのが
贅沢な週末の過ごし方です。

この青空でハンバーガーはたまりません。競馬の広告をヘリコプターが引っ張っています


4.まとめ

国が変われば健康への意識も変わります。
概して、海外の人は自分を大切にする人が多いので、
そこから合理的に判断して健康維持に努めるというのが主流なようですね。

では、また次回もお楽しみに。