「健康関数」が今後の予防のキーワードに?
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「これって健康に良いらしいよ!」と言われても、
必ずしも誰にとっても良いとは限らないですよね。
ある人にとっては良いかもしれないけど、
別の人にとっては、むしろ健康を害するかもしれません。
年齢や体格、健康状態によって異なる健康づくりのあり方について考え、
「一人ひとりに合わせた効果的な健康づくり」を導き出す手段=「健康関数」
を編み出すためのシンポジウムが、
昨年暮れの12月26日、神戸の理化学研究所施設で開催されました。
主催は「健康“生き活き”羅針盤 リサーチコンプレックス」
理化学研究所と兵庫県・神戸市が主導している、文部科学省のプロジェクトで、
私たちメディシンクも2年前から参画しています。
当日の会場は、リサーチコンプレックス参画機関をはじめ、
健康・医療に携わる産官学の皆さんで満員御礼。
会場ホールだけでは収容しきれず、
サテライト会場も用意されましたが、そこも満席の大盛況でした。
健康・医療がテーマの万博開催が決まった関西だけに、
「健康関数」への関心と期待もより一層高まっているのだと思います。
メディシンク代表の八村もパネルディスカッションでコメントさせて頂きました!
そのシンポジウム会場のロビーでは、参画機関による展示ブースが
10あまり設置され、そのひとつにメディシンクも招待されました。
主な展示は、活動量計「SAT-1」(Sleep& Activity Trackerの略)。
ローンチカスタマーが理化学研究所となる研究者向けの新製品で、
リサコンのプログラムディレクターを務めていらっしゃる
渡辺恭良先生をはじめ、多くの専門家・研究者の皆さまの声を伺い、
ご要望を形にした研究者向けの高精度なリストバンドです。
すでにリサーチコンプレックスをはじめ、いくつかの研究機関に導入が始まっていますが、
民生品では不可能な睡眠データ計測や1年以上電池交換の必要がない点など、
TOP研究者の方々が欲しい機能への反応は予想以上に大きかったです。
シンポジウムの開催前後と、休憩時間の
極めて限られた時間しかご覧頂けなかったにも関わらず、
次々とお客さまが訪ねて来られ、熱心に説明を聞いてくださいました。
シンポジウムの中で、健康関数を導き出す「健康計測会」でも使われているとご紹介されたこともあって、
「あぁ、これが!」「なるほど、なるほど。」と、しっかり理解していただけた様子。
健康計測で装着する予定になっている某商品会社の女性お二人は、
正しい装着の仕方や使い勝手、装着感などを細かく訪ねて来られました。
「24時間付けっ放しでもできる限り負担を少なくするために、
バンドの内側には凹凸をつけているんですよ」と言った説明に笑顔に。
このSAT-1以外にも、これまた高機能な完全ワイヤレスイヤホン
「FUNOHM(ファノーム)」も展示しました。
現在は音楽を聴いたり、スマホを操作するための機能だけですが、
次世代モデルには高機能センサーを内蔵して、
活動量や心拍が測れるようにする計画があり、
その開発協力をメディシンクが行うことになっているからです。
こちらも、ユニークなデザインも相まって注目を集めました。
そんな我が社の高機能なウェアラブル端末たちですが、
1月16日〜18日、東京開催「ウェアラブルEXPO2019」で、
ど〜んとスケールアップして出展します。
無料招待券が今なら間に合いますので、
お早めにお問い合わせください。