皆さん、こんにちは。
Medithinkの「media」担当、橋本です。
さて、新型コロナの感染拡大(パンデミック)が、日常生活や社会全体に大きな影響を及ぼす事態となっています。
在宅勤務やリモートワーク、週末の外出を控えるよう呼びかけたり、学校の臨時休校まで・・・。
過去に経験したことがない感染症だと発言する専門家もいるようです。
ちなみに、弊社では2月早々にリモートワーク体制に切り替えています。
この事態を受け、各地で開催予定だったセミナーや講演会などの
「イベント中止」という決断も増えているようですが、リアルな場での開催を控える一方で、
eラーニングやライブ配信で開催できないか?というニーズが急激に高まっています。

1月中旬に私が書いたメルマガにも、最近はネットによるライブ配信仕事に多く関わるようになった
と申し上げたばかりなのですが、そのときに比べ数倍のお問い合わせが入るようになっています。
過去にも、SARSが流行した2003年だと思いますが、やはりセミナーやイベントは中止の流れがあり、
動画による情報発信の依頼が殺到した時期がありましたが、
当時はネットによるライブ配信を手軽にできませんでした。
いろいろな方に「ライブで配信できないか?!」と相談されたワケですが、
超高額な専用回線を引くなどしない限りライブ配信など満足にできない時代だったので、
お客様のご要望にお応えできない悔しさを何度も味わったのを思い出します。

来場者は数十名でも、ライブ参加は数百名になることも・・・。
現在では技術革新が進み、スマホ1台で撮影から配信までできてしまう世の中となり、
Zoom、YoutubeLive、Facebook、GoProなど、ソフト・ハードとも様々なライブツールが登場して、
個人でもお手軽に配信できるようになったことには、隔世の念を覚えます。
一方、ビジネス利用には、やはりまだ不安が残ります。
企業のお客様は「安定的な配信環境」をはじめ、高いクオリティを望まれる方が多く、
別な方法を探る方などからの相談が少なくありません。
今は、自分たちでも受けられるようになったのが嬉しくて堪りません!
ライブ配信を繰り返し行っていると、不思議なことにリアル受講よりも、
視聴者との距離がグッと縮まり、親近感が生まれてくる効果も感じています。
こうした価値は、次世代通信「5G」やAR(Augmented Reality:拡張現実)が普及すれば、もっと高まるはずです。
パンデミックによるライブ配信需要の急伸という突風もありますが、ライブ配信市場の伸びは著しく、
2020年代はより多くの方に身近な伝達手段のひとつとなるに違いありません。
その一端を担って行きたいと、想いを新たにしています。
最後に、先日開講したeラーニングの事例をご紹介して終わります。
理研(神戸)が進める国家プロジェクトにおける人材育成プログラムです。
こうしたヘルスケアや医療領域でも応用が始まっていますので、ぜひお問い合わせください。
https://rch-eacademy.gigasta.jp