体質改善日記(2)
〜とある大手企業ウェアラブル開発者
A氏(43歳)の場合〜

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メディシンクの皆さんと仕事中に経験談を話していたら、
a2MAGAZINEに掲載しよ!となったノリで書いてしまった体験記第2弾です!(A氏談)

こんにちは、代表の八村です。
最近お仕事のご依頼を頂きご一緒し始めたA氏の体験記です。ぜひ前編もお読みください。
次はあなたの番かもしれません。
※我こそは!な方がいらっしゃいましたら、メディシンク吉田まで。


●減量stage3(12月初め〜12月末)
毎年恒例のクリスマス時期の人間ドックが気になり始める。
さらに体重を落としたい意欲が高まった。

この頃になると会社で会う人に
「シュッとしたね」「痩せましたね」と声をかけられる。
日々お世話になる総務部の女性社員にも声をかけられ、
痩せるのが完全に楽しい状態に。

もちろんいつも行く飲み屋でも同じように声をかけられ、
もう楽しくて仕方がない。(こうなったらシメたもの)

一方、「チワワみたいになると外国の方に舐められますよ」
という同僚女子の発言もあり、痩せるだけじゃぁダメだぁーっと、
体づくりに興味を持ち始めたのもこの頃。

ウォーキングは寒くなってきたこともあり、
週3程度で少し頻度が減っていた・・・。
糖質オフ生活にも少し飽きが出てきて、色々と工夫を凝らし始めた。

最近ご無沙汰していた「満腹感」を味わうために、
忘年会を肉の食べ放題(シュラスコは糖質オフなんです!)にしてみたり、
肉/魚中心の食事をするようになる。

しかし、徹底するようになると、それはそれで問題が生じてきた・・・
肉や魚での糖質制限はお金がかかるということで、
妻に嫌がられてしまったのだ。

そんな時、雑誌ターザンを購入したら「時間栄養学」の考え方を知り
かなりストイック領域になってしまっていた糖質制限だったが、
時間に応じて糖質を摂っていいという考え方に変えてみた。

朝と昼は白米OKとして、夕飯のみ白米を抜く感じ。
その代わり大食いは絶対にしない。

忘年会シーズンだがお酒をやめることもなくしっかり出席。
この頃の腹筋の頻度は変わらず週3程度。

力を入れるとお腹の割れ目が見えるようになり、かなり満足。
結果として、やり始めより気持ちが楽になり、忘年会シーズンも楽しめた。

ひとつストイックに続けたのは、
体重計に何度ものって体重の増減を都度チェックするということ。

この頃になると、自分の体との向き合い方がわかってきた気がして、
楽しみながらも体重は少しずつ少しずつ減り続けたのだ。
12/25の人間ドックでの体重測定では、なんと、
★60.8kg(当初から-8.2kg)を叩き出す。
大学卒業時の体重と同じくらいであり、
極めて高い満足感と達成感を得られた。

驚いたことに体重が減っただけではなかった。
人間ドックの数値で以下の値に劇的な改善が認められたのだ。
・腹囲-8cm
・LDLコレステロール30%減
・トリグリセライド48%減、
・γ-GTP 56%減 (基準ちょいオーバーが基準値内に大幅改善)

すぐに家に帰り妻に報告。「糖質制限生活」の市民権を完全に獲得!
(妻は苦笑いではありましたが・・・)
それでも尚、これからお正月シーズンを控えているので悩みはつきない。
こうして考えると、イベント事ってダイエットの天敵じゃん!
飲めや食べろやの連続だもんね・・・

●さらなるガソリン投入
年末12月28日にお世話になっているバーの忘年会に同僚女性と参加することに。
同僚女性の友人も参加することになり、その友人がバーに到着したとたん、
常連のおじちゃんたちが静まりかえる事態に!
その友人はモデル級の長身超絶美女だったのである。

お話ししてみると大変聡明で魅力的な方だ。
常連さんたちの視線が私たちのテーブルに集まり、
いつもおじさんの止まり木であるバーが華やかな社交場に一変。

ここからが本題の後日談。

当日、友人女性が同僚女性に私について質問したとのこと。
「あの人は既婚?」
(すみません、指輪はちゃんとしてたんですけど・・・)
え!? もしや減量のせい!?

減量のサイドエフェクトとしてこの上ない体験と都合よく解釈。
減量の目的がシフトしはじめる。

「健康」から「エンターテインメント」の世界へ突入した瞬間だ!
思わぬガソリン投入で(いや、こりゃぁニトロかも・・・)
これはもうやるしかない!!と決意。
(何を?と突っ込まないでください。笑)

清々しく健やかな気持ちで2019年を終える。


●体重維持(年末年始〜2月初)
年末に会った親戚に「痩せすぎ」と言われたこともあり、
そろそろ次のステージを意識するようになる。

年末の記録が記録だけに、少しは食べてもいいかなと思うように。
食べる時間と食べる量だけを気にして、
お正月と年始からのアメリカ出張時には糖質も気にせずに食べる生活をした。
とは言っても白米は少なめ、甘いものはたくさん食べないは徹底。

ポテチ・プレンチフライも少なめ、拉麺は昼のみOKという具合で、
糖質と体の関係を何となく意識した食事ができるようになってきた。

ウォーキングは変わらず週3程度。
暖冬ということもあり音楽を聴きながら継続的に楽しめている。

腹筋中心のエクササイズは時間がかかるな〜と思うようになり、
時間のかからない腕立て伏せを毎日やるようにしている。

ほんの2分程で終わるのでなかなか効率がよい。
体重は少し増えて★62-63kgで推移。
現時点で最もバランスが良いような気がしている。


●次のステージに向けて(2月中旬)
今は腰痛も完全になくなり(そうそうそれがキッカケでした)
無理のない範囲で体重を維持できて体調も良好。

これから何をしようか・・・?
新しいウェアラブルでも買ってスポーツでもしようかなど、
毎日が心が躍る日々である。

この体質改善の期間、
実は好きなお酒のペースを一回も緩めていなかったのだ。
これも、うれしい事実。

あと、実はこの期間で主要な指標として活用したのは、
伝統的な「体重」と「歩数」だけであり、
新しいウェアラブル機器の開発をしている身としては少し複雑な気分にもなった。
わかりやすい指標、そして目に見える体感、周囲のサポート(誉め言葉??)など、
行動変容に重要なファクターを自分自身で理解できたこともいい体験となった。
結果、「UX」と「楽しい」ってのが大事ってことで!
これがメディテインメントなのかも!

ちなみにウォーキングのペースは遅いので、
この期間有酸素運動はほぼ実施していません。

では、またいつの日か、次のストーリーでお会いするまで。