ドイツ生まれの画期的な運動プログラム、
ライフキネティックの健康経営における可能性
オフィスで運動を取り入れよう。
健康経営の機運が高まる中で、そんな風に考えている企業が増えています。
でも大掛かりな設備投資は難しいし、
ありきたりな運動ではすぐに飽きてしまって続かない。
結果、やろうと思っていても実際に始めている企業はまだ多くないのが現状ではないでしょうか?
そんな企業の担当の方へ、「ライフキネティック」という選択肢をご紹介します。
【ライフキネティックとは?】
ライフキネティックは脳科学や運動学などを融合し、
誰でもできる簡単な動きを通じて脳に刺激を与えることで、脳機能の向上と神経の伝達機能強化を促すことを目的としたプログラムです。
ドイツ生まれのこのプログラムは、ヨーロッパを中心に世界中のスポーツクラブやジムなどで取り入れられていて、
特にドイツのプロサッカーリーグでは多くのチームがこのプログラムを導入し、
大きな成果を挙げているそうです。
またプロスポーツ選手だけに留まらず、
子どもからお年寄りまで誰でも楽しみながら取り組めるのが魅力です。
今回は東京・人形町で定期開催されている「ライフキネティック体験会」に参加してきました。
【いざ体験会へ!】
参加者はおおよそ20人程で8割近くが男性の方でした。
皆さん運動に関係するお仕事をされているのでしょうか、トレーニングウェアのような格好で参加されている方も多く、
ジャケット姿の私は若干浮いているような。。
やや居心地の悪さを感じながら空いている席に着くと、
しばらくして体験会はスタート。
講師をしてくださった先生もやはりトレーニングウェア姿でした。
ライフキネティックについての説明があったあと、
「じゃあ実際にやってみましょう」
と後ろの広く空いたスペースへ促されます。
5~7人程で一グループを作り輪になって、
その中の一人に赤いボールを手渡されます。
「ボールを持った人は自分の好きな国名を言って他の人にボールを投げてください」
「自分が言った国名は変えずにそのまま使います。他の人の国名も覚えてくださいね」
先生がそういうと同じグループのそれぞれが好きな国名を良いながら他の人に赤いボールをパスしていきます。
「イギリス」「メキシコ」「オーストラリア」・・・
自分の国名が決まり、赤いボールが何回か一巡したのち、
先生によって今度は黄色のボールが手渡されます。
「黄色のボールはボールを投げる相手の国名を言いながら投げてください」
他の人の国名も覚えてと言っていたのはこういう事か。
でもみんな以外とちゃんと覚えていて、ここまでは難なくできています。
でも今度はそこに先ほどの赤いボールが追加されます。
輪の中にボールが2つになりました。
「赤ボール=自分の国名を言いながら投げる」
「黄色ボール=相手の国名を言いながら投げる」
つまりこういうことです。
こうなってくるとさっきまでの余裕はなくなってきます。
「イギリス!」「お、オーストラリア!」
自然とみんな声が大きくなって、不思議と笑顔がこぼれます。
数分前に初めてあったばかりの人同士なのに、
あっという間に和やかな雰囲気になってしかもみんな夢中で取り組んでいました。
続けていくうちに段々慣れてくると、
今度は青いボールが追加されたり、2個目の黄色ボールが追加されたり。
慣れてきた頃に少しハードルを上げることで、
脳に新しい刺激を与え続けていくのがライフキネティックの特徴の1つです。
そしてこれが飽きずに続けられるポイントでもあります。
しかもトレーナーの工夫次第で無限にプログラムを組み立てることが出来るそうです。
他にもお手玉を使ったプログラムや、イスに座ったまま出来るプログラムも体験しました。
【健康経営にぴったりなライフキネティック】
実際にプログラムを体験して一番感じたこと、
それは心がオープンになったことです。
始まってすぐこそ居心地の悪さを感じていた私ですが、
プログラムの体験を始めてしばらくすると心も緩んで、
自然と笑顔がこぼれていました。
それは他の参加者の方も同じです。
皆さん一様に楽しそうに取り組んでいて、
そして上手くできないことすら笑い飛ばして楽しんでいました。
上手くできなくて失敗してもみんなで笑いあっているのが、
何とも不思議で心地良い空間となっていました。
これは健康経営のプログラムにぴったりかもしれない!
そう思いました。
ビジネスマンの方々の多くは失敗できないというプレッシャーの中で、
仕事をされているのではないかと思います。
その精神的負担は計り知れません。
もし仕事の合間に社員みんなでこのプログラムに取り組めば、
社員がみんな一緒になって脳を活性化しながら気分転換が出来るし、
プログラムを通じて「失敗出来ない自分」を解放し、
受け入れられるようになる効果があるのでは?
とそんな風に感じました。
実際企業に呼ばれてプログラムを行うこともあるそうですが、
上司も部下も関係なく失敗を笑い合ったりして、
とても良い雰囲気が生まれると話していました。
そして動作自体はとても簡単なものなので、スーツ等のビジネススタイルであっても問題なく取り組めること、
10分程の時間があれば出来るので、
会議と会議の間などのすき間時間を使って気軽に取り入れられることなど、
どれをとっても健康経営に取り入れやすい要素を兼ね備えたライフキネティック。
日本ではまだあまり知られていませんが、今後の日本での可能性に期待大です。
ライフキネティック協会
https://lifekinetik.jp
メディシンク独自のプログラムをご提案する健康経営コンサルティングの詳細はこちら↓
https://medithink.co.jp/service/wlns/