照明が眩しすぎてストレスに感じたら…

  • facebook
  • twitter

スーパーやコンビニなど日本の多くの施設やその室内が「明るすぎる」と感じたことはありませんか? 眩しすぎると思う方は年々増えている様に感じます。

視覚過敏とは感覚過敏の中のひとつです。他者からは目で見てわかりにくいことから共感されにくく、本人も中々対策を見いだせないままストレスに感じています。

日常で特に困るのは屋内の照明です。屋内照明のない場所は中々ありません。

特に蛍光灯は高速で点滅しており、視覚過敏には、この点滅を感じ取ってしまい、ストレスの大きな要因の一つなることがあります。中には点滅の刺激が痛みのように感じる方もいるようです。オフィスなどもそうですが、特にコンビニなどの小売りの店舗はお客の購買意欲が上がるように蛍光灯が明るく設定されていることが多くなっています。私がお話をしたことのある視覚過敏の方は「特にドラッグストアの照明が視覚的につらく、カラフルな商品がたくさん陳列されているので、商品を探していると気持ち悪くなってしまう」と困っていました。

他にはPCやスマホなどのいわゆるブルーライトも同様で、視覚過敏の方にはストレスになります。しかしこちらは今の時代には不可欠ですし、PCでお仕事をされている方に関しては画面を見ないことは難しいです。仕事だけではなく、スマホはストレス発散に必須、という方も多いと思います。

そんな過敏な方々に聞いた「対策」をご紹介します。マイルームの物を出来るだけ少なくたり色数を抑えたりすることで、刺激が少なくなります。また、仕事中はPC画面の明るさ調節をして過敏にならない様にします。家空間では極力リラックスできる空間を極力作り、自身の心身を休めリカバリーできるようにします。外出先では間接照明の少し暗めなチルなカフェを見つけ、万が一他の場所で体調が悪くなってしまった場合は、その場所をリカバリースポットとして、体調の回復まで落ち着かせます。

できれば自宅も蛍光灯や明るすぎるLEDから間接照明にすると良いです。

最近、OLEDというオーガニックな照明機器が販売されているのをご存知ですか? 明るさも調整でき自分の好きな明度にコントロールできます。まだ販売先は限られるので知らない方は是非試してみてください。優しいあかりで過敏な方にはホッとすること請け合いです。

最新のモデルがこちらで体験できます。ご自身の眼の衰えや視覚能力に興味のある方にも最適な世界随一のビジョンセンターが銀座にオープンしたので、覗いてみてください。