日本の強さの理由
(私はラガーマンではありませんが)

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こんにちは、メディシンク代表の八村です。
ラグビーワールドカップ日本VSアイルランド戦の劇的勝利見てましたか?
“俄”でもなんでも、興奮するし、嬉しいですよね。

あんなワイルドなスポーツで、日本人が伍して戦えたばかりか勝利できるなんて!
誇らしいですね。

一方、ビジネスの世界では、シリコンバレーに代表されるベンチャー企業の成功のニュースに日本人は、
「イノベーションが苦手」
「保守的」
「名刺交換だけに来る表敬訪問止めて欲しい」

などと、歯が立たない様子が散見され、悔しい気持ちになります。

特に、Cloud、SNS、IoT、AI、5G、SaaS、MaaSなどなど、
昨今聞かれるキーワードはほぼ全て情報通信分野であり、
世の中のすべてをGAFAが変えていくような雰囲気になっていますよね。

どの指摘も正解なのでしょうし、私自身、日本の判断の遅さや革新的な未来に投資できにくい社会性に、
何度も残念な気持ちになった経験者なのですが、最近、考え直し始めていたところなんです。

どの国民だって得手不得手がある。

「日本人の良いところをアップデートしていけば良いじゃないか!」

などと、我が国や国民性に誇りを持って、良いところにフォーカスすべき、と捉え直すべきですよね?

そんな時に、最近話題だった米WeWork社の社長が
IPO延期を繰り返した挙げ句に退任したニュースが駆け巡りました。
大型IPO前に創業者TOPが退任するのは、Uberも記憶に新しいところです。

両者に共通するのは、どちらも赤字で、時価総額が異様に高い点です。

Amazonも創業から7年間は赤字続きでしたし、時価総額の評価は高かった例です。
毎年開発投資にかなりの額を投じ続けていたからです。
その成功例を信じているからなのでしょうか?


いずれにせよ、やはり狩猟型の民族ならではと感じるところです。
一方で、日本人は農耕型でそうした大胆な投資判断や行動は取りづらい民族なのだろう、と思ったりします。

来年は東京オリンピックです。
2025年には大阪万博もあり、国際的なイベントが控えます。

今回のラグビー日本代表のように、日本人の素晴らしい特性を活かして、
ヘルスケア・ビジネスでも勝利できることを目指したいですね。

八村大輔