そして、ヘルスケアBizの進化は続く・・・

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先日の2月8日(金)に、
SSK(新社会システム総合研究所)様から依頼された講演を行ってきました。

【講演内容はこちら】

演題は「ヘルスケア・ビジネスの未来予測とドコモの事業」という内容です。
私、八村が前半を、後半の“ドコモの事業”についてはドコモ・ヘルスケアの大石取締役がお話しされました。
SSKさんからは、「ここ数年ヘルスケア事業に参入する企業の多くが躓いてしまうようで、そのヒントを話してほしい」というオーダーでした。

ヘルスケア産業の市場規模の現状〜2025年頃の予測、ヘルスケア機器を取り巻く法規制、
必要とされるイノベーションを生み出すマーケティングやデザイン思考の在り方、
そして多くの参入者が陥りがちな落とし穴、その解決のヒントなどの構成としました。

大石さんからは、5G時代に向けた中長期計画やドコモのヘルスケア事業の今とこれからが聞ける貴重な内容でした。
参加者の方々は大手ばかりで、メーカーから銀行の担当者まで、幹部職の方が中心で久々に緊張感を覚えました。

最も力を入れた部分は、健康機器か医療機器か・・・

この事業方針を早めに決めること。
その見極め方と進め方について、です。

手軽に始められると思い健康機器として進めた時、
「訴求ポイント」に限界があること。
医療機器として進めるためには、”構え”が必要で、
事業ローンチまで時間がかかるケースがあること。
など、具体事例を交えてお伝えしました。

今後、恐らくジャンルに関わらず、様々な商品やサービスが健康訴求を強めようとします。
その時、価値を訴求しようとすればするほど、薬機法パラドックスにハマる可能性が高まります。

この分野の新規事業は、通常のビジネス構築から考えると「迷路」に見えます。
東京オリンピックや大阪万博で一層盛り上がる市場であることは確実で魅力的ですが、
羅針盤を持って航海を始められることを強くお勧めします。

最近、そういったご相談が急増しています。
皆さん各所にヒアリングだけして分かったつもりになって躓かれているケースが多いと感じます。

早めにご相談頂ければ、結果的に、怪我が少なくて済みますので、その際は私たちにお問い合わせください。

メディシンク
八村大輔