技術力があっても医療機器開発って難しい?

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いま、ヘルスケアデバイスや医療機器に産業界の注目が集まっています。
ここの読者の皆さんには「そんなの分かってる!」ことだとは思いますが、今回はその開発の事例紹介をまとめた冊子のご紹介です。

医療機器って、国からの承認が必要で、高額で、専門的すぎて・・・などなど、かなり参入障壁が高いと思い込んでいる方々が多いようです。

でも、実はどのクラス(医療機器にはクラスI-IVまである)かに関係なく、圧倒的に中小企業の力で支えられていることが分かります。


「医療機器開発ケーススタディー(平成30年度版)」冊子


このようなデータも分かりやすくまとめられている冊子が、AMED(日本医療機器開発研究機構)から産業技術総合研究所と三菱総研さんが共に運営されているプロジェクトで作成された「医療機器開発ケーススタディー(平成30年度版)」です。

弊社は、このプロジェクトの発足時から諸々関わらせていただいておりますが、今回はこの編集デザインを担当いたしました。

「事例から読み解く、技術・薬事の壁を乗り越えるためのヒント」と表紙に銘打って、自動車や電気産業をはじめとして、日本のあらゆる産業で活躍されている技術力を、医療や介護の分野に応用したり転用した事例を基に、参入を促す資料となっています。

産総研さんのサイトからダウンロードできますので、ご興味ある方は、ぜひご一読ください。


【「医療機器開発ケーススタディー(平成30年度版)」のダウンロードはこちらから】


納品直後に「会を進めるドクターからお褒め戴き増刷になった」と、制作冥利に尽きる連絡を担当者の方から戴きました。
一社でも多くの企業の皆様の参入のお手伝いにつながることを期待しています。


メディシンク
八村大輔