暴飲暴食に待った!ストレス解消に効く効果的な食べ方とは?

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こんにちは!真鶴在住の薬剤師、松田です。

今週から12月に入りますね!
2018年もなんだかあっという間過ぎていったなあ、と感じるのは私だけでしょうか?

年末年始が近づくこの時期は、仕事がいつもより忙しく、
心身ともにストレスが溜まって、お疲れ気味の方も多いのではないかと思います。
また、忘年会シーズンで外食やお酒を飲む機会も増えるかと思います。

そこで今回はそんなこの時期に知っておきたい、
ストレス解消と食の関係についてのお話です。

【ストレスが溜まった時は。】

皆さんはストレスが溜まった時どうしますか?

「運動して汗をかく」
「友達とおしゃべり」
「とにかく寝る!」

人それぞれいろんなストレス解消法がありますよね!
ちなみに私はとにかく寝る派です。

そんななかで、

「好きなものを食べる!」
「お酒を飲みに行く!」

など、食べること・飲むことでストレス解消を選ぶ方も多いのではないでしょうか?

実際、飲んだり、食べたりというのはストレス解消に効果的です。

ですが、
ストレスでついつい食べ過ぎ、飲み過ぎてしまう。
味の濃いジャンクフードばかりになってしまう。
というのでは、ちょっと考えものです。

大事なのはストレスが溜まったときに
何を食べるか?どのように食べるか?です。

【ストレスには気の巡りを良くする食材を】

ストレスが溜まると気の流れが乱れてしまいます。

気とは漢方の世界でカラダを巡るエネルギーのことを言います。
元気、気力など言葉に表されるように、気はカラダの活力そのものです。

気が充実して、滞りなく巡っていれば元気に気持ちよく過ごせますが、
ストレスが原因で気が乱れたり、滞ったりすると
イライラ、せかせかしたり、肩こりや頭痛に悩まされたりと
心身ともに不調を感じやすくなってしまいます。

なので、ストレスが溜まりがちな時は気の巡りを良くする食材がオススメです。

タマネギ、みかんやオレンジなどの柑橘類、
そば、ジャスミン茶などは気の巡りを良くする食材です。

特にタマネギや柑橘類は胃の働きを助け消化を良くするので、
ストレスから食欲がなくなってしまっている時にも。

また、辛い料理で汗をかいたり、バジルやパクチー、レモングラスなど
香りの強い香草類も気持ちをスッキリさせてくれます。

タイ料理などのエスニックを食べたくなった時は、
ストレス発散したがっているカラダのサインかもしれません。

【焦らずゆっくり食べる】

ストレスを抱えてしまっている時は、
イライラしていたり、焦っていたりと感情面でもバランスが乱れがちです。
そうすると、無意識のうちにいつもより早食いになってしまいます。

要するによく噛まなくなってしまいます。

よく噛まずに食べると、食事を十分に味わえないだけでなく、
満腹中枢が刺激されず、満足感が得られにくくなります。

食事で満足感が得られないと、
量で勝負!と言わんばかりにどか食いに走りやすくなってしまいますし、
味の濃いものや脂っこいものなど刺激の多いものを欲するようになります。

忙しくて、ストレスが溜まっている時に大盛りのジャンクフードが食べたくなる!
そんな経験がある人も多いのではないでしょうか?

食べたい気持ちに正直に。ジャンクフードもたまにはいいと思います。
でも試しにそのジャンクフードを良く噛んで味わって食べてみてください。

そうすると、食べたかったのはこんなに大盛りで味が濃いものではなかった!
という事に案外気付くかもしれないですよ。

まずはごはんを食べる前に一呼吸おいて、
目の前のごはんに集中して味わい、楽しみながら食べてみましょう。

たくさん食べなくても、濃い味のものでなくても、十分満足感は得られるはずです。
そして満足感を感じると、自然とカラダはリラックス状態になり、ストレス解消に繋がります。

【まとめ】

ストレス解消というと、運動や睡眠が真っ先に思い浮かぶかもしれませんが、
実は普段の食事をちょっと工夫するだけで、ストレスと上手に付き合うことができます。

これから忘年会シーズンなので、ついつい食生活も乱れがちかもしれませんが、
今年は暴飲暴食でストレス解消せず、ちょっとひと工夫で乗り切ってみませんか?